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2010.10.08
H邸 市川市    (大屋工務店)

”千葉の地木と木の国紀州材を中心とした活用国産材主力の家” 新築物件 H邸
施工はこだわりの職人集団 (有)大屋工務店 (住まいるCHANCEネットワーク会員)

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市川市に新築されたH邸は、お施主さんが長年描いていた”こんな家”に住みたいという希望をかなえるべく多くの工務店をまわられたそうで、地元市川で腕を振るう大屋工務店さんと出会い、夢の実現となりました。

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図面の一部                   実寸大の型紙(薄板) 
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職人による細やかな手作業        見事に刻まれた材料

一年以上前から設計、伏図などの図面から実寸大の型紙まで手作業でおこし、材料はもちろん手刻みで、追っ掛け大全継ぎ、金輪継ぎなど大工の腕が要求される精緻な技で継ぎ手(材と材のつなぎ目)がつくられます。
  
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上棟

上棟を向かえ出番を待っていた材が組上げられて、継ぎ手も美しくおさまります。

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屋根の下地を貼っているところ                 軒付け

・一面赤身(木の中心部分の赤身を帯びた場所)を使うことで、くさりにくく強い屋根下地となります。
・写真一番右の写真は切り妻屋根の下、軒付け部分は原木から選び抜いた材より切り出した緩やかなカーブを描き、正面から見ると同じ幅に見える。また内側に施したわずかな傾斜により美しい三角を描く。 

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床のフローリングは張る直前まで表にたてかけて乾かします。
”このくらい当たり前のこと”と手間を惜しまず最後までより良い状態をめざす棟梁。


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写真ではお伝えしづらいのですが、降りる時に安心感がでるようにと階段が緩やかに湾曲するように工夫されています。
見た目ももちろん美しく、さらに機能も追及されています。

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壁はリシン掻き落とし
・土壁にもこだわり、剣山のような道具を使い粗塗りした壁を削ることで、粒子の粗い砂が浮き出される。

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伝統を守る左官屋さんの親方 渡辺さん。とっても気さくなお人柄なで、みごとな職人技を持つ。

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P7270412.JPG  門から玄関までの土間洗い出しの様子。

こうした土間のつくりも現在ではセメントの上に接着材などで石を置く手法が用いられるが、大屋工務店のこだわりはここにも現れる。
昔ながらの洗い出しの技法により、仕上られた趣きある風情の玄関となった。
人の手作業によって磨きだされた石は、この段階では白く幕がかかったようだが、この後雨にさらされることで美しく整うという。伝統の技により、長くはがれることなく玄関を彩る。

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1階  玄関          床の間           洗面所

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2階 リビング          キッチン           つくりつけの大棚

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階段周り

地元千葉県の山武杉をふんだんに使用した室内、材料を吟味し適材適所を考えて使われています。
”高いものを使うことが良いのではない、材料を見極めて使えば穴の開いた材にも出番はあるんだよ”と自然の木材をどこまでも生かして使うことが棟梁のこだわりです。

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小屋裏             小屋裏へとつづく階段   格子には障子が貼られます 
 
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屋根周り                               玄関先の傘置き場に

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玄関の式台には”なす”のウメ木。棟梁の遊び心が・・・

匠の技のほんの一部をご紹介しましたが、大屋工務店のこだわりはまだまだ進化を続けています。
棟梁は家だけではなくその家を囲む塀や、庭の設計までを手がける住まいのトータルコーディネータであるといえます。
仕事に厳しい棟梁ではありますが、決して強面の近寄りがたい存在ではなく、気さくに質問に答えてくださり、秘密の技も見せてくださいます。”なんでも真似してもらっていいんだよ”と。
棟梁は家は頭の中で組みあがっているといっても過言ではないほど。
経験と天性の職人としての資質が姿や声に現れています。
そんなすばらしい大工さんが地域で活躍していることを一人でも多くの方にまたこれから家を建てたいと思っているあなたにお伝えできればと思います。

そして市川市にまた一軒、伝統の技と現代の暮らしが融合した住まいがつくられました。
お施主様の願いと、大屋工務店そして大屋工務店とのつながる左官屋さん瓦屋さん石屋さんその他多勢の匠の技により、完成したH邸。
すばらしい日本の家の誕生です。


(有)大屋工務店HP はこちらから http://www7a.biglobe.ne.jp/~ooyakoumutenn/
大屋工務店ブログ 詳しい仕事の様子はこちらから  http://daiku3.at.webry.info/