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木に関するまことしやかにささやかれている知識が実はウソだった!?
木材を取り扱う者が知らなかったでは済まされない、今さら聞けない眼からうろこの話の数々。
科学の眼で語られる真実の木のはなし。

日刊木材新聞で連載され大反響を呼んだ 「今さら人には聞けない木のはなし」
の著者 林 知行氏 を講師に行われた (株)もくもくサンワ主催の勉強会の様子をご報告します。

日 時   H.23年7月23日(土) 午後3時―5時
演 題   「今さら人には聞けない木のはなし」
講 師   独立行政法人 森林総合研究所 
         研究コーディネーター(木質資源利用研究担当)  林 知行氏
主 催   株式会社 もくもくサンワ

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林 知行氏             「今さら人には聞けない木のはなし」 日刊木材新聞社 発行

日本には、いたるところに森があり、樹木があり、その恵みを利用した様々な木材製品と木造住宅があります。しかし、それらはあまりにも日常的な風景であり、材料であり、製品であるため、その裏に隠れている樹と木の不思議さや精緻さに気がついていない人が多いのではないでしょうか。
本公演では科学の眼を通して、樹と木の面白さを解説します。  (講演会 資料より)

  ◇樹と木と木造に関するウソ常識  
     ・樹の年輪幅は南側が広い→×
     ・樹液の流れる音が聞こえる→×
     ・正倉院の宝物が長持ちした理由は壁の通風→×
   
  ◇木の原料はなんでしょう
     「木の原料は土中の養分と水」と答えますか?
     理科の時間に習った光合成を思い出してください。
     二酸化炭素(CO2)を取り入れて酸素(O2)が出て行くので後に残るのは炭素(C)です。
     つまりこの炭素(C)が木の原料です。
     葉緑素が光エネルギーを使って水と空気中のCO2からブドウ糖(グルコース)を合成作用
     が光合成なのです。
     
木(樹)も、米も芋のような炭水化物も、水と空気と太陽の光といった地球上どこにでもあるあたりまえのものを使ってできているということ。
光合成のプロセスは極めて複雑で巧妙であり、人類の全知能を傾けても実験でそれを再現することはできません。
道端の雑草でさえ、いとも簡単にそれを行っているのです。

   ◇樹木は生きているのか
     答えはノーである。
     生きているのはごく一部 (生きているのは細胞分裂を行う形成層と柔細胞)   

   ◇なぜ割れがあっても怖くないのか
     重要なポイントは「長手方向に強い細胞同士が、いわば傾斜の緩いスカーフジョイントの
     ような形で軸方向(繊維方向)に繋がっているので、木材は連続体としての強度特性を示
     す」
     
木に関する間違い知識が氾濫してるなか、
何より最大のガセネタは   「木を伐ることは環境破壊だ」  です。

このことは未だ多くの人に誤解されています。
世界規模での森林面積の減少は多くのメディアで取り扱われ、又ポスターなどでも目にしてきました。
違法森林伐採をやめよう!という本来のスローガンが小さく記されているポスター。
二酸化炭素の増加による地球温暖化を防ぐために、森(木)は大切であることは誰もが知っていることでしょう。
森林が違法伐採されて荒地になっているのをみればいけないことに気づくけれど・・・
木を伐って使うことイコール森林林破壊ではないと、業界の人なら誰でも知っています。
でも、それをわかりやすく伝え理解してもらうための説明がきちんとできる人は少ないと思います。

日本の森林面積は国土の67%、世界でも有数の森林大国です。
この日本の森林がいかに多くの再生可能な循環する資源を有しているかということ
木は伐られて建築資材等となっても炭素を固定していること、
そのほかにも、木はすばらしい特性があること
地球環境のため、人類存続のためにこそ木を伐って使わなければならないことをきちんと理解し、そして広めていくことは我々木材を扱う業界として必要であると再認識した勉強会でした。

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多くの”うろこ”が落ちる中で、大変面白かったのは「炭素【ご先祖】」のお話です。
人は死んだらどうなる? 炭素になったご先祖様が空気中に漂っている?!
このお話は是非、直に林氏の話を聞いて不思議な(林氏独特の)世界に触れて
笑って、そしてしみじみしていただきたいと思います。
住まいるCHANCEネットワーク事務局として、今後またその機会を得たいと考えております。


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(株)もくもくサンワ 井関社長   
ネットワークでもいつもお世話になっています。

 
 
2011.07.18
8月の記念市

 8月3日(水)東京丸文けやき祭り

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今年もやってきました!! 「夏のけやき祭り」 10:00開市

どこにもない材料を、これ以上ない品揃えで皆様のご来場をお待ち申し上げます。
熱いセリを浦安で体験してください!

 
 

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「この木何の木?」
木のアドバイザー 井関 和郎 氏 がお答えいたします。 
                    鑑定師  井関 和郎 氏  ( (株)もくもくサンワ )
                    調理人  東出 朝日 氏  ( 木挽の林組 )
                    依頼人  山崎 尚  氏  ( (株)山康商店 )

Q1.この木の樹種は、なんでしょう? また、中央部分の空洞は、貫通しているでしょうか? 
Q2.この木の樹齢は、何年と想定されるでしょう? また直径はどのくらいでしょう?
Q3.この木は捻(ねじ)れながら育っていますが、どのような環境で育ったのでしょう?
Q4.この木の片側から別の木が生育してますが、どのような過程が考えられるでしょう?
Q5.この木の産地は、何処の国でしょう?
Q6.元、末はどちらでしょう? また、木取の方法は?
<回答は一番最後に>

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井関氏は、木材の本当の良さを多くの人に伝えていくことが大切と考え、様々な活動を積極的に行っています。
市場で行われるイベントには、毎回、井関氏のご協力を頂いております。

今回”大総力祭”においては、木材を扱う買方さんにも実際に見て考えていただきたいとのことで特設コーナーを設けました。
木材が人に利用されるまでにはその木の育成環境や伐採された木の木取り、素材を生かした利用法など、知るべきことが多くあるとおっしゃいます。
豊富な知識があってこそ、木材販売のプロといえるということ。
今後もプロから一般ユーザーまでより多くの人々に木の良さを伝えるていく活動を継続したいとおっしゃいます。

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この日来場していた父子でサンプルの屋久杉の木目を鑑定!
日頃から木を扱うプロの父「この木は目が細かくて油もあるからよい木だよ!、お父さんより良い木を探してごらん」
真剣に木切れを物色するお子さんの姿におもわずシャッターを切りました。
「これがいい!!」と木切れを渡すお子さん。「う?んなかなか良い木を選んだね」
「今から目利きに育てます」と張り切るお父さん。

<井関鑑定士からの回答>
A1.樹種は桐  空洞は未確認
A2.樹齢はおよそ150年  直径は1m40cm  (目通り4.4m)
A3.一年中風が一方に向かって吹いている場所で育ったと考えられる (風道木)
A4.うろに落ちた木の実が根をおろした (宿木)  
A5.産地はアメリカ (日本には大径木の桐はない)
A6.宿木がない方が元。  
   木取り案は
   1.輪切りにして火鉢、テーブル 
   2.捻れに合わせて割り、柾目の材を取る、桐箱など商品として
   3.そのままオブジェとして

 
 

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初の土曜日開催となった記念市!
この日の梅雨明け宣言とともに、浦安市場がヒートアップ
朝から続々と買方の皆様にお集まりいただき、10:30からの蔵出し市では、会場の林場内は早くも息苦しいほどの熱気となりました。
13:00からの梱包セリコーナーでは、出血大サービス!お祭りムードに拍車がかかります。
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市場 飯島 正敏社長   買方組合 青木嘉勝理事長   問屋組合 大塚 勝吾理事長  

式典では、
震災復興には時間がかかるだろうが、木材を扱う立場としてできることを懸命にやっていくことが大切である(飯島社長)
震災後に商いも冷え込んだが、徐々に回復しつつある。我々も被災地の方々を思い商売に邁進していきたい(青木理事長)
今回記念市初の土曜日開催となったが、朝早くから多くの買方様にお集まりいただき、大変ありがたく思う。市終了後にはお楽しみなんでもセリコーナーも行うので最後まで記念市を楽しんで欲しい(大塚理事長)
と復興決起と題して行われる今回の記念市ならではの挨拶の言葉をいただきました。


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”買方お宝 蔵出し市” の様子

買方さんお手持ちの貴重品がずらーとならんだ蔵出し商品。
風も通らないほど隙間なく並べられた商品、セリ子の熱気有る掛け声があがるなか
多くのお客様が真剣にセリに参加されていました。
なかでも、木曽桧の板類やチーク材など、人気を集めていました。 

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蔵出し市から始まり、梱包セり、通常浜せり、問屋推奨品コーナーと進み、お楽しみなんでもセリますコーナーまで、最後まで多くのお客様にお付き合いいただき誠にありがとうございます。

 

 
 
2011.07.04
7月の記念市

 7月9日(土) 浦安市場開設26周年記念 大総力祭

今回の浦安市場 開設記念市は 
復興決起!”大総力祭”と題して 7月第一土曜日に開催! 
10時半よりの「蔵出し市」を皮切りに、市場・問屋・買方三位一体となって年間最大市を盛り上げる企画が目白押しです。
復興支援のため売上の一部を義捐金に、またなんでもセリコーナーでは東日本製品など復興応援コーナーもあります。
もちろん、全問屋総力を挙げての優良材大量出品!
元気になろう日本!に浦安市場の熱い情熱がほとばしるセリに是非ご参加下さい!!

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【催し案内】

蔵出し市 10:30より    売上の一部を義捐金として寄付

梱包セリコーナー
問屋推奨品特設セリコーナー

なんでもセリますコーナー  復興支援!東日本応援セリ!


皆様のご来場を心より心よりお待ち申し上げます。

 
 

千葉市若葉区 湯浅木材(株)さんへおじゃましました。
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代表取締役 湯浅 陽太氏

地域に密着した材木店として、一般建材・新建材・住宅機器を扱い地域に密着した材木店として長年この地で商売をされています。
若き代表 湯浅氏にお話を伺いました。

古くから住宅産業の要としての木材流通を支えてきた湯浅木材さん。
最近は住宅建築の中でもリフォームでの需要が多く、地元の設備会社とも連携を図っておられます。施工にかかわるアドバイスなど住まいのコーディネーターとしての役割も担っていらっしゃいます。

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気さくなお人柄の湯浅代表。
住宅リフォームが今後も伸びることを予見し、また地元の大工さんとのパイプを活かすことで木材販売店として新しい需要にも応えておられます。

 
今月のカレンダー
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