平成23年11月13日・14日 買方組合 栃木研修旅行を実施
秋晴れの天候に恵まれ、買方様・市場問屋を含め50名が参加。
バスにて浦安市場を出発。
栃木県那須塩原市の二宮木材株式会社(二ノ宮 英寿社長) 本社工場を視察
二ノ宮 泰爾専務より、工場内を案内していただき、ご説明を受けました。
一万坪の敷地には、全国的にみても有数の良質な木材の産地である地元栃木県産の杉丸太が所狭しと積み上げられ、常時約2ヶ月分の材を在庫されています。
高品質の杉丸太から高品質の製材品をつくり安定供給に努めることが経営方針であるとの説明に感銘を受けました。
また、今回の研修旅行では、日本最古の学校として知られる、国指定史跡「足利学校」や「旧塩原御用邸を移築保存した「天皇の間記念公園」などを見学しました。
「天皇の間記念公園」
大正・昭和天皇をはじめ、多くの皇族が避暑地として訪れた。昭和56年栃木県有形文化財の指定を受けている。
第51回 青年社員講習会 http://www.mokuzai-tonya.jp/oshirase/2011/10seinen.pdf
開催日 平成23年10月26日(水)
主 催 東京木材問屋協同組合
東京木材青年クラブ
青年社員講習会は昭和36年以来木材建材関係会社の社員や木材業界に関心のある方を対象に毎年新木場周辺の木材に関わる各施設(会社)をバスツアーにより見学・講習会を行っています。
弊社 常務取締役である飯島より、木材市場の沿革や概要などを解説。
市場の役割と、当市場の取り組みについて説明しました。
林場見学の様子 東京木材青年クラブの小川氏 ((株)駿保商店)
林場見学では、主催である東京木材青年クラブの小川氏が住宅で使われる部材について初心者にもわかりやすく解説されていました。
この日市場では、(株)吉野 秋季大木材祭&ケヤキ材展が開催されており、競りの様子もご見学いただきました。
「地域材(ちばの木)活用促進支援事業」
千葉県内においてちばの木を使用して家等を新築又はリフォームする建築主の方に定額を助成。
ちばの木認証センター(会長 小高 茂氏)では地域材活用促進事業として、産地の明らかな木材(ちばの木等)を住宅等に利用した場合、使用量に応じて建築主(施主)さんに補助を行います。
1.補助金の対象事業
◆千葉県内において、戸建、共同住宅などの新築住宅や事務所、店舗などの新築建築物
を建設又は購入する場合や増改築その他のリフォームを行う場合、補助の対象になりま
す。
2.補助金額
◆「ちばの木」等の使用量に応じて1棟あたり6万円から40万円です。
― 一般の方のお問合せ ―
お近くの「ちばの木の家づくり推奨店」へどうぞ
― 事業者の方へ―
詳細については、下記の説明会にて
日時 平成23年4月27日(水)13:30―15:00
場所 千葉県木材市場協同組合 2F 多目的ホール
説明 地域材(ちばの木)活用促進支援事業について
・全体説明及び手続きの流れについて
・地域材(ちばの木)活用促進支援事業補助金交付要綱について
・地域材(ちばの木)活用促進支援事業事務実施要領について
・「ちばの木の家づくり推奨店」及び「ちばの木取扱事業者」の認定について
申込・お問合せ先
ちばの木認証センター (一社)千葉県木材振興協会内
主 催:東京木材市場協会
名 称:「平成22年度木材アドバイザー養成講習会」
木材を取り扱う方々を対象に環境問題や木材需給、日本の林業、木造建築のほか、木の見分け方・基本的性質に関する実践的知識を学ぶ場として開催。
二日間にわたり下記の内容で、それぞれ専門分野の研究機関講師による講習会が行われた。
また、最終日には認定試験が行われ、3月に発表となる。
以下、講習演題
・森林と人との関わり、日本の林業の動向課題
講師 : ライター 赤堀 楠雄 氏
・世界の木材需給の動向と日本の木材需給見通し
講師 : 鹿児島大学教授 遠藤 日雄 氏
・木造建築・木造住宅の構法、建築と木材利用、性能表示と長期優良住宅など
講師 : 東京都市大学教授 大橋 好光 氏
・木の見分け方と基本的性質を学ぶ、木材の腐れ・狂いとそれらの対策
講師 : 東京大学名誉教授 岡野 健 氏
木材ハンドレンズによる見分け方 京都大学教授 杉山 淳司 氏
・地球環境保全と森林・木材利用
講師 : 早稲田大学教授 森川 靖 氏
平成22年7月9日(金) 木材会館にて
日刊木材新聞創刊65周年記念セミナー
「どう生かす国産材 日本の木材産業の将来像を探る」
開会挨拶 日刊木材新聞社 代表取締役社長 岡田直次 氏
第1部
・ 「日本の林業と国産材の将来展望」
住友林業フォレストサービス(株) 代表取締役社長 倉光二郎 氏
・ 「変化に対応する中国木材」
中国木材(株) 代表取締役社長 堀川保幸 氏
・ 「都市(まち)に森をつくろう」
(株)シェルター 代表取締役社長 木村一義 氏
第2部
パネルディスカッション「国産材の将来を探る」(前出4方)
第1部 講演
・ 小規模な所有形態による伐採コストによる日本林業の現状と問題点を提示、団地化
によるコスト削減を提言。(住友フォレストサービス 倉光社長)
・ 米材から国産材利用へと木材需要の変化に対応する製品開発をつづける中で、為替
レート変動に左右される国産材の海外競争力に打ち勝つ為には物流コストに目を向
けなければならない。(中国木材 堀川社長)
・ 独自の接合金物工法で大型木造建築物にいち早く着手、多くの事例を紹介。耐震性
能耐火性能まで技術革新を見ることから、木造都市実現にむけて意欲を語った。
(シェルター 木村社長)
第2部 パネルディスカッション 「国産材の将来を探る」
・ リーマンショックから住宅着工数の減少により需要量の減少が見られる中でも、木材自給率が上昇したことからも国産材が注目を浴びていることが伺える。(岡田氏)
・ 乾燥技術向上により外材との競争力をもってきた。国産材の利用として、合板むけの間伐材がクローズアップされているが、小面積山林のかい伐に目を向けていない問題がある。製材に関しては柱、間柱、での杉、桧、カラマツなどが伸びていくのではないか。天然林や桧の高齢林は伐期を伸ばしてきたが、太くなりすぎているため、伐期を短くしコストを抑えることが必要。(倉川氏)
・ 国産材の安定供給については原木の歩留まりから製品になるまでの流れを完結できるシステムをもたないといけない。国産材使うのであれば強度、感想の問題を複合的に判断して適材適所に利用するなど技術革新も必要。大きな視野をもって日本の国益を考えていくことが大事である。(木村氏)
・ 杉の横架材での弱さを克服する為米松で挟むなど、強度意外でも特色を出した製品づくりなど、多様性をもつことが求められる時代になっていく。山のコストダウン、物流のコストダウンをはかること、補助金に頼るのは限界がある。日本は人口減少の問題から、今後は国際競争力をもてるようにならなければならない(堀川氏)
今回のセミナーで、国内自給率を上げると共に、国際的な競争力をつけることなど広い視野で語られ、木材の現場も大きく変化していくことになるであろうことが伺えた。
日本の木を活かすこと広く利用される為に多くの情報から、技術、コスト様々な問題をクリアしていく為に大きな情熱が必要なのだと感じた。
地球環境時代の今、どのような「木材調達基準」をつくるべきか
2010年6月19日(土) 13:30―17:30
木材会館 7階 「檜のホール」
ウッドマイルズ研究会は主に築物に使用される木材輸送エネルギー削減や地域材需要拡大を目指し、地域資源の活用と循環型社会の構築に寄与することを目的として活動されています。
パネルディスカッション 「環境時代の今、どのような木材調達基準をつくるべきか」
森林・木材・建築・環境、各分野の専門家が揃い、各方面からの活発な意見交換は、ディスカッションのテーマを超えて多岐にわたる討論となり、大変興味深い内容でした。
一部をご紹介します
・日本の林業・木材利用促進のためにはグローバルな視点での認証制度が望まれる。
・地産地消のサプライチェーンの圏内を超え、日本全国と広い範囲における動きが必要
・地域材の考え方として都市部での実例など、調達の仕組みのモデルが増えることが望まれる。
・海外の仕組みなどを勉強しながら森林組合の指導法についても考えるべき
・ストック住宅をつくるためには、街づくりと連動しなければならない。
しめくくりの言葉として藤本会長より
「ウッドマイルズの考え方や地産地消の各団体の活動など、個々に行われていることがうまく連動し、部分から全体へと流れをつくっていかねばならない。
モデル化した事業を有効に利用しながらも、法律ばかりに頼ることは諸刃の刃である。
これからは連携体制を創造していく人材が求められる。」
ウッドマイルズ研究会 ホームページはこちら
首都圏を中心に活発な活動をしている木材販売店の若手が集まる「適材適所の会」が、
以下イベントに協賛されます。
● 「新しい杉」展のご案内
4人のデザイナーによる「新しい杉」展を開催します。「新しい杉」とは低温乾燥装置「愛工房」を経由することで杉本来の能力を留めている杉のこと。これまでの杉の概念を払拭する「新しい杉」がどんなものなのか見て触れてもらうための家具展です。杉は日本以外にはなく、[クリプトメリア=ジャポニカ]という学名をもち、その意味は、<隠された日本の財産>になります。国産材が使われなくなり荒廃した森林の再生のスタートは、ずばり杉の活用になります。杉の持つ柔らかさ・温かさなどといった魅力を体感されてみてはいかがでしょうか。会期中は杉による豊かな芳香で皆様のお越しをお待ちしております。
【主 催】 grove design
【参加デザイナー】 大松 俊紀 上林 壮一郎 清正 崇 若井 和典
【協 賛】 「愛工房」板橋研究所 「杉の素晴らしさ研究会」
「適材適所の会」
【日 時】 6月2日(水)―7日(月)
【 開 催 時 間 】 11:00―19:00 (最終日は17:00まで)
【会 場】 麻布十番ギャラリー http://azabujuban-gallery.com
「新しい杉」展はコチラまで
http://www.grovedesign.jp/news/index.htm
千葉県 森林セラピーコース のご案内
http://www.pref.chiba.lg.jp/nourinsui/10rinmu/0102/iyasi/kosu/index.html
住まいるCHANCEネットワーク会員である(株)グッドリビングさんの”どんぐりの家”モデルハウスにおじゃましました。
木曽ヒノキ、吉野ヒノキ、東濃ヒノキの3ブランドのヒノキを使った総ヒノキの構造モデル
木材の産地にもこだわりをもって。
住まいるCHANCEネットワークを利用されて奈良県吉野の製材所などに現地見学へと積極的に行動されています。
一般の住宅展示場と一線を画すグッドリビングならではのこだわりで、家造りの様々なポイントをわかりやすく展示されており、木の家を建たい方にはうれしいモデルハウスです。
そして2010年1月、200年住宅モデルハウス着工 (株)グッドリビング 流山支店
「超長期優良住宅」のモデルとなる今回の物件は、住まいるCHANCEネットワークとの連携をへて着々と進行しています。
現在は基礎の段階ですが、今後この物件について当ホームページ上にて工事にあわせ随時ご紹介して行きます。
一般社団法人 木を活かす建築推進協議会 HPより
木のまち・木のいえリレーフォーラムin 松本(長野県)1/30開催
テーマ:「木の香る学舎づくりに向けて」
http://www.kinomachikinoie.jp/fronts/kaisaijyoho_detail/1024
国産材住宅普及推進キャンペーンとして9月から募集していたキャラクターの名前が
決定しました。
日本の木のいえ情報ナビHPより
キャラクターの名前がついに決定!
http://www.kinoie-naming.jp/
日本の木のいえ情報ナビより
「国産材住宅普及推進キャンペーン」特別番組が12月5日夜11時30分からBSジャパン
で再放送されます
http://www.nihon-kinoie.jp/news/20091124.html
全建連 工務店サポートセンター
国産材利用拡大委員会 第3回研修会
「百聞は一見に如かず」国産材製材工場見学会
―長期優良住宅完全対応!紀州・(株)山長商店を訪ねて―
当日は、あいにくの天気でしたが北は岩手、西は岡山と全国各地から国産材に取組む熱心な皆さんが参加されました。
山長林業(株)取締役林業部長 松本 富叔 氏
山の仕事につかれて42年。この道のプロフェッショナル。
普段、製品を扱う私たちは、山・そして製材所が元気で初めて成り立つ産業です。
案内頂いた、松本部長から様々な林業の基礎知識の話を聞かせて頂きました。
伐採出来るまでの50年から60年という長い年月。その間の台風や火事。昨今の原木価格の低迷。そして林業の現状。
例え話の中で、現在の原木価格は、豆腐の20分の1の価格(立方メートル換算)との事。
紀州材豆知識(1) 中心の年輪の幅が少し広いのは?
理由は、植林の時苗木を植えるが間隔が吉野よりも広いから幼齢期は育つ、との事。
九州材では、植林する間隔がもっと広くなる。(=育つスピードが速くなる為、年輪幅が広くなる)
紀州材豆知識(2) 木を育てる為には、どの東西南北の方角のどの斜面が最も良いか?
北向き斜面が、日当たりが悪い為、落ちた葉などが腐りやすく、それが木にとって栄養になる。
ちなみに、農業は南向きが適している。などなど・・・他にも数多くの知識を熱弁して頂きました。
(株)山長商店・ 山長林業(株)・ モック(株) 代表取締役社長 榎本長治 氏・常務取締役榎本崇秀 氏
現在、林業経営・製材業・プレカット加工を行い、川上から川下まで一環した販売体制を行う業界のリーダーです。1800年代から林業経営を行い、先代が製品の製材を始め、現社長がプレカット加工を導入されました。
敷地は、約10,000坪。榎本常務に案内頂きました。
そのスペースに製材機・乾燥機・プレナー機・グレーディング機・プレカット加工機が配置され、そして製品・加工材が出荷を待っています。日本初 杉平角JAS製品です。
8Mのタイコ梁の加工は、圧巻でした。
特等の柱を、番付しながらの加工に、参加された方も山長商店の姿勢に関心されておりました。
林業から製材・プレカットまで実行されている山長商店。木目の細かい赤味のきれいな紀州材の魅力。そして、日本の林業の現状。まさに『百聞は一見に如かず』の研修会でした。
(株)山長商店 HP www.yamacho-net.co.jp/
紀州材流通促進協議会 HP http://www.kisyuzai.com/kyougikai.html
11/11(水)―13(金) 東京ビッグサイト東ホールにて開催
全建連・工務店サポートセンターJBNのブース
11/12(木) 「工務店の活性に向けて」全建連 青木会長による講演会の様子
青木会長は、平成21年度第2回長期優良住宅先導的モデル事業に採択されたことを報告。
長期優良住宅の取り組みは国産材の活用によるCo2削減に向けての推進力となる。
又、国産材利用については国産材利用拡大委員会での活動も行い、工務店での利用拡大にいかされている。
林野庁「日本の木のいえ情報ナビ」ブース キャラクターの名前は募集中!
今回のジャパンホームショーでは、”エコ”に関するものが多くみられました。
地球規模で様々な方面からエコにつながる活動が広がりをみせています。
私たちが扱う木も木づかい運動をはじめとして、地球環境(エコ)につながっています。
11月16日(月)
ネットワーク会員の(有)片山工務店(新潟県柏崎市)様主催の研修旅行にて浦安市場をご見学になりました。
永島市場長による、市場説明と住まいるCHANCEネットワークについて説明
地域でがんばっておられる工務店さんが日頃仕事で接する業者の皆様との交流を目的とした研修旅行。
その中で木材の持つ魅力を直接触れて感じていただく場をもっていただけたことは、市場としてとてもうれしいことです。
市場見学でいつも感じることは、日本人はほんとうに木が好きなのだと感じることです。
木をみると「これはなんという木ですか?」「4方無地の柱はどのようにして取れるのですか?」など多くのご質問がでます。
当たり前のように暮らしに溶け込んでいる木材新たな発見をしてもらい、もっと身近に感じられることを多くのかたに体感していただきたい。
ネットワークを通じこのようなふれあいの場をもつことをこれからも増やして行きたいと考えています。
日本の木のいえ情報ナビより
番組タイトル:『こんな家に住みたーい!いま国産材住宅が人気!!』
http://www.nihon-kinoie.jp/news/20091110_2.html
番組では、日本の木で建てた住宅「国産材住宅」に注目。
実際に国産材を使用したタイプの違う3つ家を取り上げ、
それぞれのご家庭を訪問して、日本の木、国産材を使った家の素晴らしさ、
住み心地をレポートします。
林野庁HPより
政府広報番組
テレビ神奈川 「中西哲生のJust Japan」
タイトル 「日本の木の家に住みたい!」
http://www.rinya.maff.go.jp/new/TVhousou.html
撮影には、住まいるCHANCEネットワークも協力させて頂きました。
TV番組「中西哲生のJust Japan」で相談窓口と
「日本の木のいえ情報ナビ」が紹介されます
全建連 工務店サポート一センターより
「長く住み続けられる家とは」 ― 次世代の工務店がつくる長期優良住宅 ―
http://jbn-support.jp/Portals/0/images/2009/20091002165744052.pdf
日本の木のいえ情報ナビ 事務局より
「日経住まいのリフォーム博2009」に「日本の木のいえ情報ナビ」のコー
ナーを出展します。
《日 時》平成21年9月23日(水・祝)―26日(土) 10:00―17:00
《会 場》東京ビッグサイト(東1ホール)
《入場料》無料
《概 要》リフォームの最新情報が比較・検討できる総合展示会
当日会場でアンケートにお答えいただくと粗品を差し上げます。
※詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://sumai.nikkei.co.jp/reform/reformhaku/index.cfm
(社)木を活かす建築推進協議会HPより
・「木のまち・木のいえリレーフォーラム イン みやぎ」に関する情報を掲載しま
した。
(PDF)開催のお知らせ
http://www.kiwoikasu.or.jp/forum/news/090909_relay_miyagi01.pdf
(PDF)パンフレット
http://www.kiwoikasu.or.jp/forum/news/090909_relay_miyagi02.pdf
主催 東京木材問屋協同組合
東京木材青年クラブ
青年社員講習会は昭和36年以来木材建材関係会社の社員や木材業界に関心のある方を対象に毎年新木場周辺の木材に関わる各施設(会社)をバスツアーにより見学・講習会を行っています。
今回第49回 講習会に参加してきました。
日程詳細は東京木材青年クラブHPのご案内よりご覧下さい。
http://tms.mad.buttobi.net/
木材・合板博物館(新木場タワー)
(左)岡野館長による講習 (右)ロータリーレース機のデモンストレーションの様子
講習会 ―木について知っておきたいこと―
天然林と人口林での森林の物質生産量の実験結果で、自然のままの天然林はCO2をほとんど固定していないことを示し、適正な間伐が行われ、さらに間伐材を合板やLVLへと利用することが環境や国土保全の面でも望ましいとのこと。丸太の心材(赤身)と辺材(白太)の耐久性や丸太の収縮率の話、曲げヤング係数の図では、干割れ率が高いほうがヤング係数は高いことを示し木の割れは欠陥ではないむしろ強度は強いことなど興味深い講義をしてくださいました。
デモンストレーションでは曲がった丸太や細い丸太でも最後までベニヤに製材できるロータリーレース機械を見学しました。
(株)梶本銘木店
(左)茶室 木楽庵 (右) 梶本氏((株)梶本銘木店)による銘木展示場
1Fのショールームの茶室は京都の数寄屋師によるもので、にじり口から掛け込み天井まで本格的仕様になっています。このほかにも和室のショールームもあり、和室のしつらえもわかりやすく展示されています。
銘木が集まる展示場には内外より集められた製品が所狭しと並んでいて、銘木の奥の深さを体感することができます。
東京木材埠頭(株)
(左)埠頭の様子 (右)「あしすとねっと」の説明
年間100万立方メートルの木材製品取扱高を誇る首都圏を中心とした在市場流通基地である東京木材埠頭(株)
web上での情報共有化システム「あしすとねっと」により、荷揚げされた荷物の管理場所を瞬時に知ることができる。
木材会館(新木場)
(左)吉条理事長みずから館内案内 (右)1Fの展示スペース
(左)女子トイレにも木があしらわれて (左)桧の広いオープンデッキ
今回の講習会の目玉ともいえるのが、新木材会館。
住まいるCHANNCネットワークでも ご紹介しておりますが、実際に内部に入ることができて感動です。
当日は東京木材問屋組合 吉条理事長がじきじきにご案内してくださり、1F―7Fまで見学させていただきました。
随所に木をつかった内装は都市のビルとは思えないほど温かみと木の香りが癒しの空間を造り出しています。こんなオフィスで働きたいねと研修参加者がため息をもらします。
1Fの広い展示スペースにアイデアをと理事長。近々すばらしい展示が見られることと思います。
東京木材市場(株) 新木場
(左)(右)青年クラブの小川氏((株)駿保商店)による林場案内
昭和51年に新木場の地に移転し現在に至る東京木材市場。
私ども東京中央木材市場同様、木材流通を通じ「木の文化」を守り続けています。
材の寸法・樹種等から家の部材として主にどの部分に使われているのかわかりやすく説明していただきました。
三幸林産(株)
(左)ギャングリップソーのするどい歯 (右)バイオグリーン木材乾燥機の外観
ギャングリップソーでは複数の歯で一度に数本の製材が可能。同じ寸法のものを多く取る時に便利です。
木材の特性を利用した低温乾燥機(35度―40度)ではCO2の排出量がほぼ0であり、じっくり乾燥させるため割れ、反り、狂いが生じにくい。
東大寺で使用される材にはこちらの乾燥機で乾燥させた材を指定されたとのこと。
中も見学しましたが、低温のサウナといった感じで遠赤外線効果により、ゆっくりと木材が乾燥されていました。
「日本は乾燥にかけてはあまり進歩していなかったが、これからもっと研究を進めて行きたい」と馬田社長(三幸林産(株))
講演「木の良さを考える」 講師 日本木青連 歴代会長 榎戸 正人氏
最後は 榎戸氏による講演。
環境を守る為に大切なこと。「木をきるな!」ではなく、木を切ったらまた植えること。20年や25年で建て替えなくてはならない家ではダメ!50年60年掛けて育った木なら50年60年保つ家を建てること。
「在来工法は地震に弱い」のウソ。木ってスゴイ!など木のすばらしさを教えていただき、木を使うことで環境を守り、暮らす人の健康も守るということを講義していただきました。
この研修会を通して感じたこと
私たち木材を扱う仕事をしていてもまだまだ木について知らないことはあります。
そして、このような研修は木に直接携わっていない多くの方にも体験してもらえたらと思います。
日本の多くの人々が森や山、木についてもっと多くの知識をもってもらいたい。
それは、昔から現代にいたるまで木は私たち日本人の生活に深く関わりつづける大切なものだと思うからです。
http://www.city.kawasaki.jp/88/88minka/home/minka.htm
日本を代表する古民家の野外博物館。江戸時代の民家など25の文化財建築物を移築して展示しています。
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昨今の社会で、『 忘れかけている事 』を思い出させてくれる世界です。
平成21年6月21日 朝日新聞 社説より
伝統木造構法―匠の知恵を地震列島に
http://www.asahi.com/paper/editorial20090621.html
成田市の大竹材木店さんをたずねました。
材木の中でも特に変木にこだわりを持つ 大竹 誠社長
”丸太からどんな杢目がでるか、楽しみなんだよ”
写真右:一見腐った木を放置してある!?いえいえとんでもない、風雨にさらし白太の部分を自然に腐らせ、残った赤味の部分が製材されてすばらい材に変身します。
写真左:材木は切り出されて製材されたてものはすぐには使えません。こうして外からみると真っ白に風化したように見えても内側から水分が抜けて製材されたときの美しさも強度も増します。
乾燥させて製材された板。
美しいつやの木肌と杢目は、自然と木を生かす技の出会いによってはぐくまれた宝といえます。
木を知り、木を生かすことを知り、木目に惚れ込んで数十年。木材の説明をしてくださっている時の目はきらきらとして引き込まれてしまいました。
本当の木の良さをもっと広めたいと、この記事を書いていますが、いつも実感するのは感動を言葉で伝えることの難しさ。百聞は一見にしかず。
木材市場に並ぶ材木を毎日目にしていても気づかない新しい発見に驚きます。
本当の木材屋さんは匠の知恵と技をもっているものなのです。
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